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勇敢なリスと魔法の榛の木 (eBook ePUB) – Delia C. Zorzoliu – Editura Letras, 2020

 

物語を愛する子どもたちへ。今、一人の大人として、私の幼少時代からの心温まる世界の物語を皆さんと共有したい。先ずは、「勇敢なリスと魔法の榛の木」から始めましょう。これは、姉妹のリスを危機から救うために、何事にも恐れることなく立ち向かうリスの女の子のお話です。果たして、姉妹を助けることができるのでしょうか。

 

Delia C. Zorzoliu

Delia C. Zorzoliu

作者について

 

ゾルゾリウ・コディン・デリア・マヌエラ、ブカレスト生まれ、1987年3月 28日。文壇に登場したのは1998年、ドラゴネシテイ・オルト市のトゥドル・ブラディミレスク高校雑誌である。初作品は「寒冬」という詩。

 

童話作家として、主な作品は:

「五つ目の季節」、「脳細胞との旅」、「鶉姫と魔法の玉蜀黍の粒」、「海の妖怪と銀のイルカ」、「勇敢なリスと魔法の榛の木」、「水晶のカエルと水連の妖怪」、「魔法の鵞鳥の卵」、「傘茸とのんびりした甲虫

長編小説は何冊は作成中、詩集も一冊準備中である。

現在、イギリスのサウサンプトン市に住んでいる。

「勇敢なリスと魔法の榛の木」は、間もなく世界で最も話されているいくつかの言語に翻訳されます。翻訳版はLetras出版社より世界中に配布されますので、どうぞ、お見逃しなく!

終わりに

自分にとって、書くことは「開放」であり、心の休息である。書いていると時間が止まっているような気がする。自分の考えの中をふらふらと歩くのが好きで、紙に書くときはいつもそうする。言葉の中で迷子になったりするけど、結局一番素敵な言葉を見つけて物語に入れる。

心で書くと、一番深い、内容の濃い文章が書ける。そして、他人の心に触れることができ、他人に自分の本当の想いを伝えることができる。ゆえに、自分の心で書くのが一番好きである。逆に頭で書くと、機械的、または磨きすぎた文章しか得られない。しかし、どのように書いても、自分の心や気持ちを大切にしつつ、開放的かつ、自由が感じられる世界を作る。そして、なりたい自分になれる世界を作る。

両親、お姫さま、自然現象、魔法などの童話を書くのが好きである。それと共にドラマ、不思議なことも好きで、魔法は物事だけではなく、自分たちの中にも存在すると自分は勝手に思い込んでいる。

夜の闇に包まれながら書くと、心の一番深いところにたどり着く。あそこにいる感情を抜き取ってよく紙に書き換える。従って、夜に書くのは好きである。

時々生まれた時から書いていたような気がするが、実は書き始めたのは11歳のころだった。他人ではなく、自分のために書いていた。もうずいぶん前のことだが、本当の詩を初めて作ったこと今でもよく覚えている。「夜の中の冬」というタイトルだった。当時の国語の先生は、この詩を読んで驚いた。平凡な学生がこんな詩を書くと思わなかったからだ。そして先生は私にこう言った。「この詩、盗んだものではなく、本当にあなたが書いたというなら、もう一つ書いてみなさい。信じてあげたいから。」

 

 

ゾルゾリウ・コディン・デリア